世界の終わりに・・・(伊坂幸太郎『終末のフール』集英社)





おふろのお楽しみ、湯槽の中での読書です。
最近、読んだ本は、伊坂幸太郎氏の『終末のフール』です。
あと三年で小惑星が地球に衝突して、人類は滅亡してしまう。
そんな状況の中で、生きている人達の生活を描いている。

伊坂氏は、
どんな悲惨な状況であっても人はそれでも生きていく
ということを書きたかった…

と語られている。

私は、この本のなかで、一番心の揺れたのは、
明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?
あなたの今の生き方は、
どれくらい生きるつもりの生き方何ですか?

という問いかけ。
ただ私にできることを懸命にするだけなんだ!と思った。

伊坂氏はさらに、
小説は哀しみを抱えている人に寄り添うものなんだ!
と話されていた。
死に向かう話しなのに、あたたかな思いに包まれるのは、
伊坂氏の哀しみに寄り添うという想いを感じられるからだ〜
と思います。

それでも、私は生きていく!と勇気をいただいた。

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