ただただ…


枝の先、土の中から、春は始まっています。
震災のあの日から、一年…
どんな想いを抱えて、この春を迎えられておられることでしょう。
癒えることのない悲しみと憤りを、何処にぶつければいいのか?
私だったら?
でも、新聞やニュースで知る東北の方々は、
前向きにひたむきに生きていこう、とされている。
自分の事でいっぱい一杯なはずなのに、
新人の新聞記者の方に、たいへんだねぇ〜、
と、声をかけてお茶の接待をされている様子を、記事で読んだ。
人は、悲しみの中であたたかな心が育つのかもしれない…。
やさしい笑顔の向こうに、どれだけの涙があるのだろう。
涙には涙にやどる仏あり そのみ仏を法蔵という…。
ただただ、お念仏称えさせていただきます…

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