はれー





午前中、手と手と手と
宗祖讃仰作法六句目をいただいた。

 真実信心 うるひとは
 すなはち定聚の かずにいる
 不退のくらいに いりぬれば
 かならず滅度に いたらしむ

           (『浄土和讃』・『註釈版』567頁)


第十一願、
信心によって恵まれるご利益を讃えられるのが、この一首。

利益(りやく)ということについて、
人間的な期待に応えることが、利益ではない。
草むしりしても、草が生えなくなることがないように、
悲しみ苦しみ悩みの種は、無くならない。
草は、どんどん生えてくる。
浄土真宗の利益は、求めて得るものではなく、
法のお徳として自然(じねん)に恵まれるものである。
「たすけてください仏様!」から、
「たすけてくださる仏様!」と、思いが換わっていくことが、
浄土真宗の醍醐味?かな。
但し、素直にその事が受け入れられた!と思っても、
たすけてください仏様!と、願う心は無くならない…。
その心ごと引き受けて下さる方がおられることが、
真宗でよかったあーと頂けるとこですね。


と、お話させていただいた。

お参りの方々の笑顔に支えられ、護られ、
嬉しい時間をいただいたです。

お昼ご飯は、お鮨若竹汁五目煮
菜の花と湯葉の和え物柚子練ゼリーです。

午後から、球の会(たまのかい)で塗り絵、
お題は木蓮、本堂に春が咲きました!

おやつは、コーヒーカステラで、
にぎやかなひとときでした。

帰られた後、静かな本堂に、
さっきまでの笑い声が響いているようで、
あたたかな想いに包まれた。
仏様、親鸞様、蓮如様、七高僧様、聖徳太子様、納骨堂の皆様、
そして私もニッコリ!
雨でもはれーの一日でした。

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ご講師は、徳蓮寺の伊藤元先生です

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