2011年10月30日日曜日

救い…とは

宮崎幸枝『お浄土があってよかったね』(樹心社)
鎮西別院での研修会に、参加した。
念仏者である医師の宮崎幸枝先生から、
医療を通してみえてきた仏様の教えについて、お話しをいただいた。

小児科医として、三才の子供が自分の死に向き合う姿に、
かける言葉をさがした時、死を超える仏様の教えに、出遇われた。
限界のある医療から、死を越えていける願いの中に生かされている、
よろこびとやすらぎを伝えておられる先生の診察は、心のお薬も処方されている、
と感じた。
死が負け、なら、みんな負けに向かって歩いている?
死に向き合う人に、今、阿弥陀様の願いの船に乗って、
かならず、必ず、還っていける処がある、安心して下さいね…
と、お念仏のお話しをされ、
沢山の患者さん、そして、
不安でいっぱいだった患者さんの側に寄り添う看護師さんも、
先生のお念仏のお話しに、心を救われた、ことと思う。

世事は、もちろん大事、
でも、それを支えている願いを忘れないでいたい―と思った。

午後は、まっ反対?の研修会に参加した。
最新医療のお話しを聞いた。
今を生きるためには、大切な情報だが、でも、それからどうなるの?
超えられない壁にぶつかったら、どうなるの?と。
医療は、日々進歩しているが、死を超える技術は、ない。
本当に救われる…とは、を考えさせていただいた、一日だった。

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