間に合いますでしょうか?

お茶のお稽古に伺った。
茶通箱」のお点前をみていただいた。
茶通箱は、色んな場面でお正客さんとのやりとり?ふれあい?があって、
愉しいお点前です。
おなつめが入っている時と入ってない時の箱の扱い方の違いを、
イリサ〜とおっしゃった、Mさんの事を思い出した。
先生のお宅に、他の先生から移ってこられ、
「まだ、わたくし間に合いますでしょうか?」
とご高齢のMさんは、尋ねられた。
その時、先生は、
「貴女はまだ生きておられる。間に合わないなんてことは、ないです」
と、おっしゃった。
その時の、Mさんの嬉しそうな顔を思い出した。
何かを始めるのに、遅いってことはないんだ。
自分が自分の足を引っ張ってどうする?よね。
そのことを、教えて下さったMさんは、
今も私の中で、微笑えんでおられる…

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