悲中法縁…
親戚の葬儀に、お参りした。
お盆会の最中のことで、寺族をはじめ、
ご門徒の方々は、たいへんだったことと思う。
前住職様のご挨拶で、入院中の前坊守様の様子を話された。
「何もかも忘れてしまいそうです…」
と、心細そうに話される坊守様に、
「忘れていいよ、貴女が忘れても、
貴女のことを決して忘れない仏様が、
いつもそばにおられるからね…」
と話されたこと。
最期迄、手を合わせ往かれたこと、を通して、
彼女は、私の仏様です…
とお念仏の中で遇えます。
有難いご縁をいただきました。
前坊守様、ありがとうございました…
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