それぞれに

4月5月7月と3人の子供の誕生日だった。
京都と東京にそれぞれに暮らす子ども達。
自立して生きていきたい…と、家を出ていった。
3人とも、自分の願う道を歩いている。
親として、応援はもちろんだし、喜んでいいはずなのに、
誕生日を一緒に過ごせないのは、さびしい…
東京から、長男が冬物を送ってきた。
洗濯して畳んでいる白衣のくたびれ、足袋の裏の汚れ、
暗い冬の朝のお勤行、彼は、どんな思いで過ごしてきたんだろう…
と、思うと、やっぱり涙が出る。
私のわがままだ。
でも、会いたい、傍にいてほしい。
3人の子供のそれぞれの生き方を、私は受けとめられるのだろうか…
ただ、別べつの場所で、咲いても、根っこはここ!って、
忘れないでいてほしい…

コメント

このブログの人気の投稿

ご講師は、徳蓮寺の伊藤元先生です

本堂、花いっぱい

悲中法縁…