心ゆれる

桜の花が満開の中、
前坊守の満中陰法要春のお彼岸法要
勤めさせていただいた。
雪の舞う葬儀から、49日間、
いろいろな思いの中で過ごしてきた。
特に、心に残ったこと
「葬儀のことを、正行寺通信で知りました」
と、何人もお参り下さいました。
その方々は、同じことをおっしゃいました。
知らなくて、葬儀にお参り出来なくてすみません…
と、頭を下げられるのです。
なんで知らせてくれなかったのですか?
と、非難するのではなく、
申し訳ない…とおっしゃるのです。
全てのご門徒の皆様に、お知らせできなかったのは、
お詫びするのは、寺の方です。
お知らせしなかったこと、申し訳なさで、心がゆれました。
お悔やみの言葉は、とてもあたたかく、
この方々に支えられていること、
あらためて、ご門徒の皆様の心をいただきました。
前坊守の往生は悲しいことですが、
この悲しみをご縁に、沢山の心ゆれるあたたかな思いを
溢れるほど、いただきました。

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