さびしい音色

風鈴(竹口要:作)
お盆に帰省した得子のプレゼント、陶器の風鈴。
台所の流し台の所にさげた。
窓の隙間からの風に、可愛い音色を響かせている。
家にいる間、家中のエアコンのフィルターの掃除、
洗面台の掃除、床拭き、食事の片付け、お参りの方々の応対、
と、くるくるまわるように手伝ってくれた。
忙しくて、話しをする間もなく、いっしょに買い物にも行けず、
ただ、手伝って仕事に戻って行った。
残った、風鈴の音色が、
おかあさん…と呼び掛ける得子の声とかさなって、涙がこぼれた。

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